青柳寺(せいりゅうじ)は、神奈川県相模原市南区上鶴間本町に所在する日蓮宗の寺院。山号は方運山。旧本山は小町本覚寺、潮師法縁。碑「武相困民党発祥之地」がある。鹿島神社が隣接している。

歴史

明応8年(1499年)日朝が結んだ草庵・清龍寺が起源。

天正11年(1583年)渋谷義重(足利義昭に仕える武士)が夢の知らせにより、律正院日題に開山を請い、この地の清龍寺を改名し建立。創建した。

明治17年(1884年)に自由民権運動(武相困民党結団)の舞台となったことで知られる。

昭和10年(1935年)10月、『横浜貿易新報』の読者投票により県下名勝史蹟四十五佳選に選定された。

昭和56年(1981年)まで使用されていた庫裡は神奈川県指定文化財に指定され、相模川自然の村公園(市内緑区)へ移築、復元されている。

ギャラリー

参考資料

  • 日蓮宗寺院大鑑編集委員会『宗祖第七百遠忌記念出版 日蓮宗寺院大鑑』大本山池上本門寺 (1981年)

関連施設

  • 金井七面社 町田市金井にある仏堂(六角堂)。享保5年(1720年)以前に寿性院善慶日顕信士が開山か。大正15年(1926年)火災のため焼失。昭和30年代前半に現在の堂が再建された。境内には旧本山である青柳寺が再建した鳥居が建つ。

脚注


方運山 青柳寺 御朱印 相模原市/神奈川県 Omairi(おまいり)

青柳寺について|日蓮宗 相模原 青柳寺 公式サイト

青柳寺 授与品 相模原市/神奈川県 Omairi(おまいり)

写真紹介|日蓮宗 相模原 青柳寺 公式サイト

日蓮宗 相模原 青柳寺 公式サイト