ワルシャワ工科大学(英語: Warsaw University of Technology、略称WUT)は、ポーランド・ワルシャワに本部を置くポーランドの公立大学である。19学部を擁しており、中央ヨーロッパでは最大規模の工科大学の1つであり、ポーランド国内ではグダニスク工科大学、ヴロツワフ工科大学と共にトップクラスの工科大学の1つである。
歴史
ポーランド最初の工科大学とされ、起源は、1826年1月4日に開校した工科大学の予備校である。1831年11月19日に11月蜂起の影響により一度は閉校し、その後1898年6月8日に「ニコライ2世・ワルシャワ工科大学」として再建される。指導言語はロシア語であり、開学当初の学部は数学部、化学部、工学部の3学部であった。1902年6月に鉱業学部が設置される。
1915年8月5日、ワルシャワに侵攻してきたドイツ軍はポーランド人の同情を得るために、ワルシャワ大学と同大学の指導言語をポーランド語とすることを許可する。同年11月15日「ワルシャワ工科大学」として再設立された。第二次世界大戦中は、約3,000人の学生が秘密コースを受講していた。
学部
主な学術交流協定校
- 中華人民共和国
- 北京工科大学
- 北方工業大学
- 南京航空航天大学
- 中北大学
- 西北工業大学
- 天津理工大学
- 天津大学
- インド
- インド工科大学チェンナイ校
- インドネシア
- Sepuluh Nopember Institute of Technology (ITS)
- 日本
- 北海道大学
- 静岡大学
- 名古屋大学工学部(部局間交流)
- 富山大学工学部(部局間交流)
- 福井大学工学部(部局間交流)
- 九州大学(部局間交流)
- 青山学院大学
- 明治大学理工学部(部局間交流)
- 早稲田大学
- 大韓民国
- 漢陽大学校
- 蔚山大学校
- 仁荷大学校
- 慶北大学校
- KAIST
- 光州科学技術院
- シンガポール
- 南洋理工大学
- シンガポール国立大学
- 中華民国
- 国立台北科技大学
- 国立台湾科技大学
- 国立台湾大学
大学ランキング
2021年版QS世界大学ランキングにおいて、501-510位にランクイン。科目別では、工学・科学技術(Engineering and Technology)部門で230位となっている。
タイムズ社の2021年版THE世界大学ランキングでは、1001 の評価を受けている。
主な出身者
- アルフレッド・コージブスキー - 学者
- ヨアンナ・ケミレスカ - 推理作家
脚注
外部リンク
- 公式サイト (ポーランド語) (英語)




