金善ビル(かなぜんびる)は、群馬県桐生市本町にある近代建築である。

群馬県内の鉄筋コンクリート建造物では最古級であり、2006年(平成18年)3月27日に、国の登録有形文化財となっている。

概要

桐生市中心部の本町五丁目にあり、本町通りに面している。間口8.2メートル、奥行9.1メートルの鉄筋コンクリート造であり、1階外壁は石張り、2階から4階はタイル張り、階段部分は木造となっている。

ビルの名称は織物業を営んだ金居善太郎の屋号に由来し、金善ビルは金居善太郎の長男である二代目の金居常八郎によって、1921年(大正10年)頃に建築された。

戦前は金善織物の事務所として使用されていたが、金善織物は戦時統合により廃業となっている。建築当初は地上5階建てであったが、5階部分は老朽化のため取り壊されている。

参考文献

  • 佐々木正純 編著 『きりゅう百景』 2008年(平成20年)66-67頁、35 金善ビル

関連項目

  • 桐生市内の近代建築
    • 西桐生駅
    • 桐生織物記念館
    • 絹撚記念館

外部リンク

  • 文化遺産オンライン 金善ビル
  • 桐生市 金善ビル

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