池下(いけした)は、愛知県名古屋市千種区の地名、または名古屋市営地下鉄池下駅、池下交差点を中心とする地域。現行行政地名は池下町2丁目と池下一丁目及び池下二丁目。住居表示は池下一丁目及び池下二丁目が実施済み、池下町2丁目が未実施。
地理
名古屋市千種区中央部に位置し、東は覚王山通・西山元町・堀割町、西は仲田、南は覚王山通・春岡、北は向陽・向陽町・高見に接する。
1960年に地下鉄1号線(東山線)栄町駅 - 池下駅が開業した際、池下車庫が池下町2丁目に設置された。池下車庫廃止後の跡地は愛知厚生年金会館を経て、高層マンション「グランドメゾン池下ザ・タワー」となっている。
池下一・二丁目は、池下駅の西側に広がる商業地域である。
歴史
町名の由来
旧古井村(のちの千種町)の小字池下からとったもので、かつて1922年まで存在していた蝮池(蝮ヶ池)の西下方であることに由来する。
沿革
- 1935年11月5日 - 東区田代町・千種町の各一部より同区池下町が成立。
- 1937年10月1日 - 東区の一部より千種区が新設され、同区所属となる。
- 1945年9月20日 - 田代町の一部を編入。一部が西山元町・向陽町となる。
- 1980年11月23日 - 池下町および覚王山通・高見町・仲田本通の各一部より、池下一・二丁目が成立。
世帯数と人口
2019年(平成31年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
学区
市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる。また、公立高等学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
施設
池下町
- 愛知国道事務所
- 古川美術館
- 爲三郎記念館(古川美術館分館)
- グランドメゾン池下ザ・タワー
池下一丁目
- 名古屋池下郵便局
- 池下商店街
- 池下本通商店街
- 小津奨学会 名古屋経営会計専門学校
交通
鉄道
- 名古屋市営地下鉄東山線 池下駅
道路
- 広小路通(愛知県道60号名古屋長久手線)
- 錦通
その他
日本郵便
- 集配担当する郵便局は以下の通りである。
脚注
WEB
書籍
参考文献
- 『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年。全国書誌番号:93012879。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年。
関連項目
- 名古屋市の地名
外部リンク
- ウィキメディア・コモンズには、池下 (名古屋市)に関するカテゴリがあります。



