駒野駅(こまのえき)は、岐阜県海津市南濃町駒野横道上にある、養老鉄道養老線の駅。
歴史
- 1919年(大正8年)4月27日:養老鉄道(旧)桑名 - 養老間延伸時に開業。
- 1922年(大正11年)6月13日:合併により揖斐川電気の駅となる。
- 1928年(昭和3年)4月6日:鉄道事業譲渡により養老電気鉄道の駅となる。
- 1929年(昭和4年)10月1日:合併により伊勢電気鉄道養老線の駅となる。
- 1936年(昭和11年)5月20日:分離譲渡により養老電鉄の駅となる。
- 1940年(昭和15年)8月1日:合併により参宮急行電鉄の駅となる。
- 1941年(昭和16年)3月15日:大阪電気軌道との合併により関西急行鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日:南海鉄道(南海電気鉄道の前身)との合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 2007年(平成19年)10月1日:近畿日本鉄道からの経営分離により養老鉄道(新)の駅となる。
駅構造
単式1面1線・島式1面2線の合計2面3線の構内を有する地上駅。駅舎(改札口)は単式の上りホーム側にあり、島式の下りホームへは大垣寄りの構内踏切で連絡している。トイレは改札内にある。
有人駅で出札窓口が設けられており、列車別改札を行っている。また、駅前には駅管理の自転車預かり所がある。
かつては駅隣の紡績工場(新内外綿)への引込線が伸びていた(0.1km手押し)。
のりば
- 3番線が上下副本線、1番線が下り本線、2番線が上り本線である。
- 3番線は大垣方面からの列車の折返しに使われているが、両方向の入線・出発に対応している。
利用状況
駒野駅の利用状況の変遷を下表に示す。
- 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
- 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
- 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
出典:岐阜県統計書各年度版 近鉄広報発行パンフレット「きんてつ」
駅周辺
- 海津市文化会館
- 海津市役所城山支所
- 南濃郵便局
- 月見の森
- 羽根谷だんだん公園
- 行基寺
- 海津市立城山小学校
- 海津市立城南中学校
- 岐阜県立海津明誠高等学校(海津校舎)
- 南濃温泉 水晶の湯
- 国道258号
- 養老町オンデマンドバス バス停
- 庭田山頂公園(二之瀬越、三重県いなべ市との県境付近) - 徒歩約90分
- 備考
- 駅前から市内各方面に海津市コミュニティバスが出ているが、本数は少ない。
- 駅周辺は扇状地が広がるほか揖斐川に近接することから特徴的な河川地形が数多く見られ、2011年の東京大学文科地理の問題の題材ともなった。
バス路線など
- 養老町オンデマンドバス
- 海津市デマンド交通
隣の駅
- 養老鉄道
- ■養老線
- 美濃山崎駅 - 駒野駅 - 美濃津屋駅
脚注
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧




