読売ウイークリー』(よみうりウイークリー)は、読売新聞東京本社が1943年から2008年まで発行していた週刊誌。

最終時には、定価350円で、毎週月曜日に発売されていた。書店、キヨスクなどの販売、読売新聞系列の新聞販売店読売センター(YC)による宅配、またはグループ社の中央公論新社から手に入れることができた。医療機関や飛行機内などでも閲覧できた。

読売新聞は、『読売ウィークリー』など一部の読売新聞発行雑誌・書籍は中央公論新社に引き継がず、読売新聞東京本社出版局の名義で発行し続けた。

歴史

  • 1943年に『月刊読売』として創刊。
  • 1944年5月号から『青年読売』と改題するが1945年3月休刊。1946年1月に『月刊読売』に復題し復刊、1951年11月より『旬刊読売』として旬刊化される。
  • 1952年に『週刊読売』へ改題すると共に一般週刊誌へリニューアル。週刊読売時代は硬派な記事が多かったため、時代の趨勢もあり発行部数が減少。2000年4月よりリニューアルし、誌名を『Yomiuri weekly』に改題すると共に判型を「AERA」(朝日新聞出版)と同様のA4判変型に変えて再出発した。2005年より、表紙題字のローマ字表記を取りやめ『読売ウイークリー』になった。
  • 表紙には読売新聞のマスコットキャラクター「どれどれ」(作・宮崎駿)が小さく表記されていた。

題号の変遷

  • 『月刊読売』 第1巻第1号(1943年5月号=創刊) - 第2巻第4号(1944年4月号)
  • 『青年読売』 第2巻第5号(1944年5月号) - 第3巻第3号(1945年3月号)
  • 『月刊読売』 第4巻第1号(1946年1月号) - 第9巻第17号(1951年10月)
  • 『旬刊読売』 第9巻第18号(1951年11月) - 第10巻第20号(1952年7月)
  • 『週刊読売』 第10巻第21号(1952年7月13日号) - 第62巻第1・2号(2003年1月5・12日合併号)
  • 『Yomiuri Weekly』 第62巻第3号(2003年1月19日号) - 第64巻第44号(2005年10月23日号)
  • 『読売ウイークリー』 第64巻第45号(2005年10月30日号) - 第67巻第56号(2008年12月14日号=休刊)

休刊

新聞社系の週刊誌では『週刊朝日』や『サンデー毎日』より発行部数が少なく、日本雑誌協会による総合週刊誌の売り上げ調査では下位に低迷、2000年に約40万部だった発行部数は2008年には約10万部に減少していた。活字離れやインターネットの普及などで広告収入も大幅に減少し、2008年12月14日号(12月1日発売)をもって休刊した。

脚注

関連項目

  • ザ・デイリー読売
  • スポーツ報知
  • 中央公論
  • 週刊朝日(朝日新聞社→朝日新聞出版)
  • サンデー毎日(毎日新聞社→毎日新聞出版)
  • SPA!(旧名「週刊サンケイ」/産業経済新聞社→扶桑社)
  • 東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件 - 当時この事件の取材をしていた木村透が、読売ウイークリーのブログ「格闘する読売ウイークリー編集部」にて偏向報道があったことを告白

2020年1月22日の読売新聞朝刊ー病院の実力ーに当院が掲載されました! 社会医療法人 共愛会

各種設定 アーカイブ 【公式】読売KODOMO新聞 子供新聞のお試し読み・ご購読案内

朝日ウイークリー (Asahi Weekly)

読売ウイークリー|定期購読 雑誌のFujisan

読売ウイークリー|定期購読 雑誌のFujisan